連帯保証人になっている父親が債務整理(自己破産)した体験談。

自営業の父親を見て育ち、その自転車操業ぶりが嫌で自分は絶対「雇用者」として働きたいと思っていました。
そしてその通りに大手企業に就職し、結婚相手も手に職のある大手のエンジニア。
普通に安定が一番だと満足し、15年間穏やかな結婚生活を送っていたのです。

そんな生活が一変したのは3年前。
父から珍しく電話がかかってきました。
一生続けると言っていた仕事を畳むとのこと。
よくよく聞くと多額の借金があり、それがどうしようもない所までいってしまったようです。
これには驚きました。
つい先日も食事に行き、羽振り良く支払っていたし、お金に困っていると聞いたことがありません。

しかし唯一不安だったのが、一度だけ借金の保証人になった信用金庫の融資。
200万円分だけ融資を受けたい、新規の所だから保証人が必要、来月には返せる金額だからと言われてOKしてしまったのです。
気になってその週末に実家にいって話を聞くと、その分の返済も出来ていませんでした。
半分近く残っていた分が金利が、10年以上前の借金のために膨らも大きく倍以上に。
父は債務整理(自己破産)も考えているようで、そうなるとその分だけでも、保証人の私が返済しなければなりません。

責める気も起きず、とりあえず働かなければ、とそれだけを考えました。
仕事は子どもが生まれたのが比較的遅く、出産時点で退職しています。
ただ小学生になっているのでパートに出ることは可能。
早速職探しをし、週に4回の営業と週に2回のウェイトレスを掛け持ちすることにしたのです。
保証人になっている200万余りをすぐに返済したい一心で、月に10万円は返済することに決めました。

貯金もありますが、家族のために使うもの。
実家に関してはここから使いたくないという意地もあり、2年近くかけて保証人分の借金は完済。
その間は自分のものはほとんど買わず、お昼ご飯は残り物を弁当にするなど徹底して節訳しました。
価値観も変わり、友人との付き合いも減って人生が終わったような気分です。
父はその頃に債務整理(自己破産)が認定されました。
これで、その他の借金問題も一段落です。

債務整理(自己破産)をするまで隠し通してくれないで良かった。
それだけはホッとしています。
その時点で自分に負債として回ってきたら父を許せなかったかもしれません。
借金の保証人の怖さも知りましたし、子供にはお金の怖さを何度も教えていくつもりです。

債務整理

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