正確な債務整理件数の統計情報は無い

債務整理で一番件数が多いのは、弁護士あるいは司法書士に依頼して、裁判所を通さずにそれぞれの債権者と交渉を行う任意整理という方法です。
個別の法律事務所が処理を行っているため、統計データが存在しません。

 

 

裁判所の債務整理件数の統計データ(司法統計)

任意整理とは異なり、裁判所で手続きを行う自己破産や個人再生は、司法統計で件数を確認することができます。
平成24年の統計データになりますが、自己破産件数が年間92552件、個人再生件数が年間9096件となっています。

 

自己破産件数は年々減少しており、今回10万人を下回りました。
平成18年12月の貸金業法改正以来、いわゆる多重債務者が減少していることが、破産件数減少の原因と思われます。

 

そうは言っても毎年10万人もの人が、法的手続き以外の借金返済方法がなくなり、破産しているわけです。
日本は、すでに豊かな国とは言えないかもしれませんね。

 

任意整理の件数は減少傾向

弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、まず任意整理で検討を行います。
それでは借金返済が難しいようなら自己破産や個人再生に移行するのがパターンとなっていました。

 

ただし、債務整理に占める割合は、徐々に低下しているようです。
これは、金融会社の体力低下に伴い、あくまでも話し合いである任意整理での譲歩を行わない業者が増加しているためです。

 

従来であれば、利息制限法での金利引き直しを行った後、残元金に対する将来利息はゼロで返済していくのが通例だったのですが、強硬な態度の業者は将来利息を要求してきたり、一括返済でなければ和解に応じないなどの事例も出てきています。

 

今後の債務整理は、個人再生にシフトしていくのかもしれません。

 

債務整理は一般的な方法?

借金返済の方法に困り、弁護士への相談を悩んでいる人は、債務整理が一般的な方法なのか気になると思います。

 

結論から言うと、普通に行われている方法であり、金融機関側でも慣れっこのような状態です。
借金に関することなので、あまり口コミなどは広がりにくいものですが、インターネットで情報収集して法律事務所に相談される方が非常に増えています。

 

スマートフォンが普及して、誰にも知られずに情報収集する事が容易になって点も大きいでしょうね。
あまり悩み過ぎず、まずは気軽に相談されるのが良いと思います。

 

借金返済に困っているなら債務整理を検討してみましょう。
支払いのために借入を繰り返したり、利息ばかり払っていても永遠に苦しい生活が続くだけです。
まずは無料シミュレーターで診断し、解決可能なら弁護士や司法書士に相談してみましょう。

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